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厚さ10〜15cmのコンクリートを施工します。
このコンクリート基盤の上にポソポソした“空練り”モルタルを5〜6cm敷きます。
※空練り(からねり):セメントと砂に少し水を入れたもの。均一に分散させるために練り混ぜる。
“空練り”モルタルには少し湿り気を与え、コテで圧を与えこれ以上しまらないようにたたきます。
厚さは5〜6cm以内とします。
空練りモルタルは現場で自分で作ります。
大理石タイルを設置し、貼るときは必ず糸を張って面合わせをおこないます。
大理石タイルは自然のものであり微妙に厚さが均一でない場合がありますので、まず大理石タイルを仮置きして並べ平らになっているかよく観察します。
厚みの違いを見つけたら並び替えて全体が平らになるようにします。
目地は「セメントと水」だけでこねたものを使用します。
これが固すぎると目地によく入らないので適度のやわらかさにするように気をつけます。
目地はスポンジを使い、下図(a)のように目地の断面がすこしへこむように施工します。
また、下図(b)のようにスポンジに水をつけ絞ったもので汚れをふき取ります。